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Aug 25, 2004

便利と倫理のジレンマ?地下鉄ホームを圏外に

地下鉄ホームをわざと“圏外”に、名古屋市が電磁波対策 - nikkeibp.jp - IT
名古屋市営地下鉄は今年9月までに,ホームでPDCやcdma2000方式の携帯電話が利用できないようにする。もともとホームは携帯電話の通信エリアから外していたが,「改札階から電波が届いていた」(名古屋市交通局資産活用課)。そこで,アンテナの位置や向きを変えるなどで調整。ホームや車内を“圏外”にした。「問題が起こってからでは遅い」との判断だ。
目的は二つ書いてある。他人の通話による不快感を除くことと、ペースメーカーへの影響の配慮。ペースメーカーについては、下の記事で、800MHz帯を使うPDC方式の携帯電話端末の試験で、5cm以内の距離で誤動作したペース・メーカーは124機種のうち8機種あったと伝えている。
ペース・メーカーの利用者には事実を伝えるべきだ : IT Pro 記者の眼
この記事はこの記事で考えさせられるところが多い。その8機種がどれかは公表していないのだ。愚にもつかぬ大人の事情はあるかもしれない。しかし、「知る権利」ってものがあったと思うんだけどなあ。

この話は、自分の生活に落とし込んで考えても結構なジレンマを感じる。電車で携帯(PHS)を握り締めて、何かをしていない日はない。電波の影響を受けない人間にとっては、移動中こそ、サイレントな通信機器の活用の場である。
しかし、うるさくしないという次元の低いマナーの話がある一方で、ペースメーカーの事故という、聞いただけでなんだかやばそうな話がつきまとう。それをなんとなく気にしつつも、とりあえずは「優先席近くでは電源を切り、それ以外ではマナーモード」という交通会社の指示に従っておくだけにとどめる。
想像力を働かせると、ペースメーカー利用者の気持ちの問題もある。同じ車内にいる携帯を握りしめた人物は、パーソナルモード(着信しないモード)でゲームをしたり、メールを読み書きしているだけかもしれないが、もしかしたら通信をしているかもしれない。そんなことは、見ているだけではわからない。至近距離ですれ違ったときに何か起きたらどうしよう、といつも不安なのではないか。
今は、電車での携帯電話との接触によるペースメーカーの事故は起きていない。これからも起きないように祈るばかり・・・。

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